Speak Nowでコーチとして活動しているShuichiroと申します。
前回の記事では、国連職員に至るための経緯とグローバルキャリアを目指す上で重要と思う点についてご紹介させていただきました。
前回の記事で記載しましたとおり、英語の学習をすることで、キャリア・人生の選択肢は大きく広がり、色々な経験を積むことで人として大きく成長できるチャンスが増えると考えています。
私は、日本語と英語に加えて、ポルトガル語とスペイン語も勉強したことで、4か国語を話すクワトロリンガルになることができ、仕事の幅も大きく広がりました。今回は、クワトロリンガルの私が語学力向上のためにどのような勉強を行なってきたかについて簡単にご紹介したいと思います。
1 語学力向上への道: 効果的な語学学習戦略
グローバルなキャリアを目指すためには、語学力の向上が欠かせません。語学力の向上のためには、まず初めに語学を学ぶ目的と目指したい目標を決めることが重要です。
TOEIC⚫︎⚫︎⚫︎点以上取って就活に活かしたい、海外旅行に行って現地の人と交流したい、外国人の恋人を作りたい、英語圏に留学したい、ワーキングホリデーで外国で働きたい、通訳として働きたい、海外の大学院に留学したい、国際機関で働きたいなど、様々な目的があります。具体的な目標があると勉強に身が入りますし、目標に向けた勉強方法もより明確になります。
語学は、一朝一夕で身につくものではありません。日々の積み重ねと、インプットとアウトプットのバランスが重要だと思います。毎日コツコツ勉強していくことが、語学を効果的に学んでいくことのコツだと考えています。
語学を学ぶ際には、うまくモチベーションを維持していくことが重要です。文法ばかり練習しても飽きてしまい、楽しさを感じることができず、途中で断念してしまうかもしれません。このため、映画やドラマの視聴や英会話などの楽しい勉強を織り交ぜつつ、楽しんで語学を学んでいくことがとても重要です。
また、自分の趣味と語学学習を結びつけることができれば、挫折することなく楽しみながら語学を学べると思います。私が海外で出会った外国人の中には、「アニメが好きだからたくさんアニメを見ているうちに日本語も覚えちゃった。」という人もいました。アニメを楽しんでいるうちに語学も習得できるなんてとても理想的ですね。
完璧な英語を目指す必要はありません。最初のうちは、相手の言うことを理解して、自分の言いたいことを適切に言えるレベルの語学を習得できれば十分です。語学学習の目的に応じて、徐々に上級レベルの語学を習得していければ良いと思います。英会話をする機会がある人は、英語が拙くても恥ずかしがらずに積極的に話すように心がけると上達が早いと思います。
続いて、おすすめの語学の勉強方法をご紹介したいと思います。なお、個人によってやりやすい勉強方法に差異があるかと思いますので、あくまで一個人の方法として参考程度に応援いただけると幸いです。
勉強方法にあまり自信がない方におかれては、英語学習のコーチングを受けることも一案です。Speak Nowには英語コーチングプランがありますので、是非ご覧いただければと思います。
2 基礎からの文法の積み重ね
文法は、文章を組み立てる上でのルールです。守るべきルールを十分に理解していないと、適切な文章の組み立てが困難となります。このため、正しい文法をきちんと理解することはとても重要です。
正直なところ、文法を勉強することは面白いとは言えません。少なくとも、私は文法を学ぶことはあまり好きではありませんでした。しかし、ルールを適切に理解していないと、きれいな文章を組み立てることができません。
文法の理解が十分でないと、会話をする際にも、自分の意見を的確に述べたり、相手の言っていることを十分に理解することが難しくなります。グローバルに活躍するビジネスマンが、めちゃくちゃな文法で英語を話していたら、相手側からの印象は決して良いとは言えません。
このため、勉強する言語の文法を、きちんと勉強して適切な文法を理解する必要があります。とは言え、文法を完全に理解する必要はなく、各個人の目標にもよりますが、基本的なルールさえ理解することができれば、当面は十分だと思います。(外交官や国連職員として勤務する場合には、上級レベルの文法を身に付ける必要があります。)TOEICにも文法問題が多数ありますので、文法を学ぶことはTOEICの高得点にも繋がります。
文法を勉強する際には、自分の好みに合った文法のテキストを活用して、繰り返し勉強することをお勧めします。
個人的に活用してきた文法のテキストは、以下の通りです。
⚫︎ 初級者〜中級者向け
総合英語Evergreen
⚫︎中級者〜上級者
ロイヤル英文法
マーフィーのケンブリッジ英文法 (Grammer in Use) 中級編
総合的な文法書(ロイヤル英文法やEvergreen)を参照しつつ、練習問題が多いテキスト(Grammer in Use)を利用して、繰り返し文法の問題を解いていくと頭に定着しやすいと思います。個人的には、特にマーフィーのケンブリッジ英文法は練習問題が多く、文法について勉強する上で大変役立ちました。
文法問題を解く際には、筆記での練習だけでなく、口頭による練習も行うと、より効果的だと思います。
書店で自分に合った文法書を見つけて、文法を学んでいきましょう!
3 豊富なボキャブラリーの構築
語学を学ぶ上で、ボキャブラリーの強化はとても重要です。
十分なボキャブラリーを身につけることは、語学学習の基本といっても良いかもしれません。ボキャブラリーが不足していると、会話の時に言いたい単語が出てこなかったり、相手が言っていることや文章に書かれていることが理解できず、コミュニケーションがままならなくなってしまいます。一方でボキャブラリーが豊富な場合には、自信を持って会話や読み書きを行うことができます。
単語を覚えることは簡単ではありませんし、時間もかかりますが、語学力の向上のためには避けて通れない道ですので、隙間時間などを活用しながらコツコツとボキャブラリーの強化に努めていきましょう!
単語を学ぶ際に注意が必要なのは、単語の日本語訳を知っているだけでは不十分ということです。日本語での意味がわかるからといってその単語が使いこなせるわけではありません。例えば、fitは「合う」という意味で、「そのスーツは君によく似合う。」は「The suits fits you well.」となりますが、「チーズはワインとよく合う」にfitを使うことはなく「Cheese goes well with wine.」となります。
他にもlistenとhear(聞く)、laughとsmile(笑う)などは日本語の意味こそ同じですが、英語での意味は異なります。このため、日本語訳をそのまま覚えるだけでなく、その使い方も適切に理解する必要があります。
使い方を適切に理解するためには、和訳を覚える際に、和訳をより具体的にすること(例えば、fitは「サイズや形が合う」と覚える)や、併記されている英文と一緒に覚えることで、その使い方も理解することができると思います。
単語帳を使った学習は、最も一般的な英単語学習方法の1つです。単語帳の利点の1つは、多くの単語を並べることができ、定期的な復習もしやすいことです。このため、単語帳の利用はボキャブラリーを強化する上でとても役立ちます。
ただし、単語帳にある英単語とその和訳をただ眺めるだけで単語を完全に自分のものにすることは簡単ではありません。このため、英単語から和訳を思い出したり、和訳から英単語を思い出したりする想起練習がとても効果的です(単語帳などに付属している赤シートなどを使用すると想起練習がしやすいです)。実際に、外国語の単語を記憶に定着させたい場合、単語とその意味を繰り返し眺めるよりも、単語に関する記憶を思い出す想起練習をした方が効果的であるという研究結果もあるようです。
個人的には、芋づる式に単語を覚えると効果的にボキャブラリーを増やすことができました。例えば、tax(税金)でもincome tax(所得税)、inheritance tax(相続税)、consumption tax(消費税)などを一緒に覚えたり、類義語で「巨大な」をgigantic, immense, huge, colossal, enormousと覚えることで、単語を芋づる式にまとめて覚えてしまうことが可能です。
また、MikanやQuizlet、iKnow!などの単語学習アプリも、音声を聞きながらスペリングや正確な発音を学ぶことができたり、クイズ機能を通じた記憶への定着のしやすさなど、とても良いツールだと思います。様々なアプリを試してみて、自分のニーズや好みに合ったアプリを使用すると良いと思います。
単語帳は自分の関心や目的に合ったものを使うのが良いと思いますが、個人的に使用してみてとても勉強になった単語帳は以下の通りです。
⚫︎中級者向け
DUO 3.0
こちらは20年以上も前に出版されて、未だに人気のある単語帳です。私は高校生から大学生時代に愛読していました。例文も使いやすいものが多く、単語だけではなく、音源も活用して音声と例文と一緒に覚えていくのが良いと思います。例文をそのまま覚えても、会話などで使える表現がたくさんあるので、音源を活用しながら単語と例文をそのまま覚えることをオススメします。
⚫︎中級者〜上級者向け
金のフレーズ
TOEIC対策として有名な単語帳です。600、730、860、990とレベル別に単語の難易度が分かれており、これらを覚えることができればTOEICでの高得点が狙えます。TOEICの高得点を狙いたい方はこちらの単語帳をオススメします。
⚫︎上級者向け
速読速聴・英単語 Advanced 1100
英文や音声を通じて高度なボキャブラリーを身につけることが可能です。時事問題や政治経済、文化などの幅広い分野に関するボキャブラリーを身につけることができます。
4 リスニング力とスピーキング力の同時強化
リスニング力
英語学習の初級者〜中級者の方にとって、リスニングは大きな課題の一つではないでしょうか。また、単語は何となく聞き取れるものの、内容が頭に入ってこないという経験をされる方もいるかもしれません。
英語が聞き取れない、または理解できない理由として以下の点が挙げられます。
ボキャブラリーや文法に関する理解度が不足
発音に関する理解度が不足(単語を知っていても発音を知らないと聞き取れない)
音声変化に関する理解度が不足 -フレッシュエアー
(1)については、知らない単語や文法は理解が難しいので、ボキャブラリーの強化や文法の勉強をする他ありません。単語帳や文法書などを利用して、英語学習を続けていくことが重要です。ある程度ボキャブラリーが増えていくと、単語がわからなくても徐々に文脈から推測して英文を理解することが可能になります。
(2)については、各単語の音声をしっかりと理解することが重要です。例えば、「neighbor」は「ネイバー」となり単語の文字と実際の発音は少し異なるため、音声をしっかりと理解していないと聞き取りが困難になります。このため、単語を覚える際には、単語帳の音源などを活用して、その発音もしっかりと学びましょう。
(3)については、単語の中には、その前後の単語の組み合わせ次第で、もともとの音声通りに発音をされないことがあります。例えば、「an apple」は「アン アップル」ではなく「アンナポー」、「fresh air」は「フレッシュ エアー」ではなく「フレッシェアー」となります。このように音声変化についての理解が不十分な場合には、意味を知っていても聞き取りが難しくなる可能性がありますので、音声変化についてもしっかりと学ぶことが重要です。
この点、Speak nowの英会話コーチング リスニング強化プランは、音声変化等についてコーチがしっかりとサポートしてくれるので、とてもオススメです。
その他、個人的な意見を踏まえると、リスニング力向上のコツは、とにかくたくさんの音声を聞くことだと思っています。
音声を聞く場合も、「精聴」と「多聴」の2つがあります。
(1) 精聴
精聴とは、集中して丁寧に音声を聞くことです。
(少し難易度が高めな)英語の音声とスクリプトを用意して、集中して聞いてみて、理解ができない場合には、(速度を調整するなどして)繰り返して何度も聞くことが重要です。
そして数回繰り返して聞いた後は、その文章のスクリプトを見ながら一緒に聞きましょう。繰り返し聞いても聞き取れなかった単語は、自分が聞き取れない単語になりますので、次回はしっかりと聞き取れるように重点的に音声を確認しましょう。また、意味がわからない単語はしっかりとチェックして覚えるようにすることが大事です。
音声とスクリプトが用意されており、精聴の題材としてオススメするリンクは以下の通りです。
VOA
Breaking News English
その他、既にお持ちの参考書や単語帳の音源を利用されても良いと思います。
(2)多聴
多聴とは、長めの文章を聞いて、何を言っているのかざっくりと理解することです。音源中の一部単語を理解できない中で、文脈から推測して文章全体の趣旨を理解するための練習です。
多聴を行う際には、①難易度が低めのものを選ぶ、②一つの音源を一回聞くだけでいいので、なるべくたくさんの素材を聞く、③わからない部分はスクリプトを確認する、④意味がわからない単語は文脈から推測する、⑤聞き流さずに意識しながら内容を理解できるように努めると効果的だと思います。また、英語を聞く際には、できる限り頭の中で日本語に訳さずに英語を英語のまま理解するよう心がけると英語脳を鍛えることができます。
題材としては、以下のサービスがオススメです。
YouTube, Netflix, extensive reading central, breaking news English, TEDtalk, ポッドキャスト(NHK Japan, BBC, NBCなど)
個人的には、お気に入りの映画やドラマを英語の字幕付きで英語で見ることで、楽しみつつリスニングを鍛えることが可能です。私もNetflixの映画やドラマを通じてリスニング力がかなり向上したと実感しています。
また、私は通勤時間などにポッドキャストでBBCやNBCのニュースなどを聞くことで、英語を聞く機会をなるべく増やすように心がけていました。慣れてきましたら、1.25倍、1.5倍で聞くと、更にリスニングを鍛えることができます。
シャドーイングもリスニング力の強化のために役立つ勉強法です。シャドーイングとは、聞こえてきた音声を聞こえた瞬間に声に出していくトレーニングです。集中してシャドーイングを行うことで、リスニング力と発音の向上にも繋がります。
精聴と多聴を日常的に繰り返していくうちに、徐々に、そして着実にリスニング力が向上していくと思いますので、楽しみながらリスニングの練習をしていきましょう!
スピーキング力
スピーキング力を身に付けるためには、とにかく英語を話してスピーキングの練習をすることが1番シンプルかつ効果的です。このため、定期的に英語でスピーキングをする機会を設けるようにしましょう。
これまで、文法やボキャブラリーの習得など、インプットが中心となってましたが、スピーキングはアウトプットが中心となります。インプットとアウトプットをバランス良く行うことで、英語力の着実な向上が期待できます。
例えば、英語のサークルに入る、外国人の同僚と話す、(オンライン)英会話スクールに通うなどして、英語を話す機会を設けることができると思います。
この点、SpeakNowのアプリは、毎日英語を話す機会を持つためのツールとしてとても有益です。Speaknowのアプリを使って毎日1-2体のスピーキング練習をして、スピーキング力の向上に努めましょう。
また、以前、私はフィリピン人とのSkypeによるオンライン英会話サービスを活用して、英語を話す機会を毎日持つように心がけていました。月額5000円程で定期的に英会話をすることができるので、英会話をする機会がない方はオンライン英会話もオススメです。
ただし、比較的安価な英会話では、自分の話す英語の修正をしてくれないことが多いので、自分が話して英語を添削してもらい、よりネイティブが話すようような自然な英語を身に付けたい場合には、SpeakNowのアプリがとてもオススメです。
また、英語で独り言を言うのも英語の練習としてオススメです。あまり大きな声で独り言を言っていると変な人に思われてしまいますが、周りに人がいない時に英語で自分の考えを述べたり、マスクの下で小さな声で英語で話したりすることで、スピーキングの良い練習になります。
英語を話す際には、定型表現の知識を身に付けると良いと思います。頭の中で、文法のルールに基づいて1から文を構築していると会話に時間がかかります。このため、定型表現を身に付けることで、よりスムーズかつ自然に英語を話すことが可能です。
英語は決まり文句が8割
英語の発音やイントネーションの向上のためには、ELSA Speakはとても良いと思います。発音の矯正にご関心のある方は是非試してみてください。
5 実践を重ねるリーディングとライティング
リーディング
英語の読解力に大きな影響を与えるのはボキャブラリーと文法だと考えます。例えば、文章の大半のボキャブラリーを理解していれば、文章の大半を理解することができると思います。このため、リーディング力の強化のためには、リスニングと同様に、ボキャブラリーの強化と文法の勉強が重要になります。単語を暗記するには忍耐が必要になりますが、、、語学力の向上のためには避けて通れない道と割り切るしかありません。
また、リーディング力の向上のためには、スピーキングと同様に「精読」と「多読」が重要だと考えています。
精読とは文章中の単語や文法をしっかりと理解しながらじっくりと読んでいくことです。わからない単語があれば意味を調べて、使われている文法も丁寧に理解していきます。何度も繰り返し読むことで、単語や文法を定着させることができます。
一方で、多読は精読ほど詳細に調べることなく、とにかくたくさんの文章を読むことです。精読用の英文より少し簡単な文章を読むと良いと思います。関心のある記事や本をたくさん読みましょう!
個人的なオススメはkindleで洋書を読むことです。kindleは様々な種類の洋書をダウンロード可能ですし、辞書機能も付いているので、単語の意味がわからない場合にはすぐに調べることができます。私は、以前は辞書を片手に洋書を読んでいたこともありましたが、kindleで読書することになってからは、単語の意味を調べる時間が大幅に少なくなり、より早く洋書を読むことができるようになりました。
英文記事については、例えば、BBCやNHK Internationalなどは内容も比較的簡単でおすすめのサイトです。また「Extensive reading central」のサイトでは様々な記事を読むことが可能です。私はBBCのアプリを携帯にダウンロードして、通勤時間や隙間時間などで読むようにしていました。わからない単語はその都度調べることで、ボキャブラリーの強化にも繋がります。
多読の際には、ゆっくりでもいいので、英語を日本語に訳すことなく英語でそのまま理解するよう心がけると、英語脳が出来上がり、徐々に読むスピードが上がるようになりますし、読解力が向上していくと思います。
ライティング
ライティングは、とにかく英文を書いてみることが重要です。英文日記などを日常的に書くようにするとライティング力の向上に繋がります。最初は時間がかかると思いますが、私は辞書や文法書などを参照しつつ、英文を作成していく練習を行っていました。
英語のライティングに慣れないうちは、参考書等で英語の定型文を学んで行くと良いと思います。使いやすい表現を用いながら英作文を作成していくうちに、徐々に英語の表現の引き出しが増えていくようになると思います。例えば、次の参考書はとても有名な本です。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
こちらの参考書にある表現をマネしながら「英借文」をしていくことで、徐々に英語の表現の引き出しが増えて、英文の作成能力が向上していくと思います。また、こうした練習はスピーキングにも役立つと思います。
英文を書いた後は、第三者に添削してもらい、自分の書いた文章と比較して、より良い表現があればそれを練習して自分のものにするように心がけると良いと思います。身近にネイティブスピーカーや英語が得意な人がいるようでしたら書いた英文を添削してもらうことができますが、そのような人が周りにいない場合であっても、最近はAIによる添削サービスを受けられるようになりました。無料のサービスで十分な質の添削を受けることが可能です。
Grammerly
こちらのソフトをパソコンにインストールすることで、ワードやメールなどで英語を打ち込む際に、文法の誤りや表現が自然でない場合に、正しい文法やより自然な表現などを提案してくれるようになります。無料版と有料版がありますが、無料版でもとても役に立つので、先ずは無料版から始めることをオススメします。私はアメリカの大学院に通っていた際に、ライティングの課題や修士論文の執筆の時にGrammerlyを大いに活用しました。
ChatGPT
最近注目を浴びているChatGPTも英語学習にとても役立ちます。例えば、以下は携帯電話用のChatGPTのアプリになりますが、写真のような形で、ChatGPTに添削をしてもらうことが可能です。
以下のような使い方もできます。少し高度?な英文に修正されましたが、普段は自分が使わないような英文に修正されてとても勉強になります。
更に、「もう少し簡単な英文にしてください」と続けて指示を出しても良いかもしれません。
英語の短文フレーズをどんどん作っていくこともとても良い練習になります。例えば、英語の短文フレーズを毎日X(旧Twitter)などのSNSなどを通じて発信していくことはとても良いアウトプットの練習になります。場合によっては外国人からのリプライがあるかもしれません。
作成した英文は、前述のGrammerlyやChatGPTなどを通じて無料で添削することが可能です。毎日添削をして自然な表現に直していくうちに徐々に自然な表現を使いこなせるようになります。毎日1フレーズの作成を目指して、積極的に書いてみましょう!
6 終わりに
以上、私が行ってきた語学の学習方法についてご紹介させていただきました。語学の学習方法は合う合わないがありますので、上記の勉強方法を参考にしつつ、色々な方法を試しながらご自身にとってやりやすい勉強方法を模索していただければと思います。
英語の学習をすることで、キャリア・人生の選択肢は大きく広がりますし、色々な経験を積むことができて人として大きく成長できるチャンスが増えると思います。今回の記事が、読者の皆さんが語学学習をする上で少しでも参考になると幸いです。
Speak nowでのコーチングサービスを通じて、英語学習に加えてキャリア面でのアドバイスもさせていただくことも可能ですので、ご関心のある方はSpeak nowにお申し込みいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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